行政法令和5年17難易度 ★★★☆☆
以下の事案に関する次のア~エの記述のうち、妥当なものの組合せはどれか。 【事案】XはA川の河川敷の自己の所有地に小屋(本件小屋)を建設して所有している。A川の河川管理者であるB県知事は、河川法に基づきXに対して本件小屋の除却を命ずる処分(本件処分)をした。Xが本件処分の通知書を受け取ってから約8か月が経過した時点で、同知事は行政代執行法に基づく戒告および通知(本件戒告等)を行った。Xは代執行を阻止するために抗告訴訟を提起することを考えている。 ア 本件戒告等には処分性が認められることから、Xは、本件処分の無効確認訴訟を提起するだけでなく、本件戒告等の取消訴訟をも提起できる。 イ 本件戒告等の取消訴訟において、Xは、本件戒告等の違法性だけでなく、本件処分の違法性も主張できる。 ウ Xが本件処分の通知書を受け取ってから1年が経過していないことから、Xが本件処分の取消訴訟を提起しても、出訴期間の徒過を理由として却下されることはない。 エ Xが本件戒告等の取消訴訟を提起したとしても、代執行手続が完了した後には、本件戒告等の効果が消滅したことから、当該訴訟は訴えの利益の欠如を理由に不適法として却下される。

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